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「
か
」からはじまる ことわざ 全270項目
1ページ目
蚊集まりて動すれば雷となる
飼い犬に手を噛まれる
貝殻で海を測る
会稽の恥
骸骨を乞う
解語の花
改竄
鎧袖一触
絵事は素を後にす
蓋世の雄
海賊が山賊の罪を上げる
咳唾珠を成す
書いた物が物を言う
快刀乱麻を断つ
櫂は三年艪は三月
外聞より当分が大事
隗より始めよ
怪力乱神を語らず
偕老同穴
回禄の災い
階を釈てて天に登る
買うは貰うに勝る
替え着なしの晴れ着なし
カエサルの物はカエサルに
返す阿呆に貸す阿呆
顧みて他を言う
蛙におんばこ
蛙の願立て
蛙の子は蛙
蛙の面に水
2ページ目
蛙の頬冠り
蛙は口ゆえに呑まるる
顔が物言う
顔で笑って心で泣く
河海は細流を択ばず
踵で頭痛を病む
懸かるも引くも時による
河漢の言
下学して上達す
かがみ女にそり男
鏡は女の魂
垣堅くして犬入らず
餓鬼に苧殻
柿の皮は乞食に剥かせ瓜の皮は大名に剥かせよ
鍵の穴から天を覗く
餓鬼の花争い
餓鬼の目に水見えず
餓鬼も人数
蝸牛角上の争い
火牛の計
学者の取った天下なし
学者貧乏
各人自ら門前の雪を掃う
隠すより現る
学は及ばざるが如くせよ
学はすべからく静なるべし
学問なき経験は経験なき学問に優る
学問に王道なし
学問の不身持ち
楽屋から火を出す
3ページ目
隠れたるより見るるはなし
隠れての信は現れての徳
学を好むは知に近し
家鶏を厭いて野雉を愛す
駈け馬に鞭
書けぬ者理に疎し
欠け餅と焼き餅は焼くほどよい
陰では殿の事も言う
陰に居て枝を折る
陰弁慶
影を畏れ迹を悪む
華甲
嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず
画工闘牛の尾を誤って牧童に笑われる
駕籠かき駕籠に乗らず
籠で水を汲む
駕籠に乗る人かつぐ人
籠の鳥雲を慕う
貸し借りは他人
賢い人には友がない
和氏の璧
鹿島立ち
華燭の典
華胥の国に遊ぶ
家書万金に抵る
頭が動かねば尾が動かぬ
頭を剃りても心を剃らず
火事あとの釘拾い
火事あとの火の用心
臥薪嘗胆
4ページ目
歌人は居ながらにして名所を知る
佳人薄命
鎹思案
霞に千鳥
苛政は虎よりも猛し
稼ぐに追いつく貧乏神
稼ぐに追いつく貧乏なし
稼ぐ男にくり女
風が吹けば桶屋が儲かる
風に順いて呼ぶ
風の前の塵
風邪は百病の本
風は吹けども山は動ぜず
風待つ露
風をとらえ影を追う
堅い石から火が出る
堅い木は折れる
堅き氷は霜を踏むより至る
敵の前より借金の前
難きを先にし獲るを後にす
片口きいて公事をわくるな
片手で錐は揉まれぬ
形見は思いの種
火中の栗を拾う
隔靴掻痒
合従連衡
渇すれども盗泉の水を飲まず
癩の瘡うらみ
勝った自慢は負けての後悔
勝って兜の緒を締めよ
5ページ目
合点承知之助
河童に塩を誂える
河童に水練
河童の川流れ
河童の寒稽古
河童の屁
渇えて死ぬは一人飲んで死ぬは千人
勝つことよりも負けぬことを考えよ
渇に臨みて井を穿つ
刮目して見る
勝つも負けるも時の運
褐を被て玉を懐く
勝てば官軍負ければ賊軍
我田引水
瓜田に履を納れず
門松は冥土の旅の一里塚
廉を倒さぬ
門を塞げる
鼎の軽重を問う
鼎の沸くが如し
金釘流
金轡をはめる
悲しき時は身一つ
悲しみに悲しみを添うるな
金槌の川流れ
叶わぬ時は親を出せ
蟹の念仏
蟹の横這い
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
鐘鋳るまでの土鋳型
6ページ目
金請けするとも人請けするな
金が敵
金が金を儲ける
金が物言う
金で面を撲る
金と塵は積もるほど汚い
金の価値を知りたければ金を借りてみよ
金の切れ目が縁の切れ目
金の鎖も引けば切れる
金の光は阿弥陀ほど
金の草鞋で尋ねる
金はあぶない所にある
金は片行き
金は三欠くにたまる
金は天下の回りもの
金は良き召し使いなれど悪しき主なり
金は湧き物
金持ち金使わず
金持ち喧嘩せず
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い
金を貸せば友を失う
蛾の火に赴くが如し
禍福は糾える縄の如し
禍福門なし唯人の招く所
株を守りて兎を待つ
画餅
画餅に帰す
壁に耳あり障子に目あり
壁の穴は壁で塞げ
果報は寝て待て
7ページ目
噛ませて呑む
噛み合う犬は呼び難し
神様にも祝詞
裃を着た盗人
上清めば下濁らず
剃刀の刃を渡る
上の好む所下これよりも甚だし
神は非礼を受けず
神は見通し
髪結いの亭主
噛む馬はしまいまで噛む
亀の甲より年の劫
亀の年を鶴が羨む
鴨が葱を背負って来る
鴨の水掻き
下問を恥じず
粥腹も一時
空馬に怪我なし
烏に反哺の考あり
烏百度洗っても鷺にはならぬ
烏を鷺
空世辞は馬鹿を嬉しがらせる
狩人罠に掛かる
借り着より洗い着
借りた弱み
画竜点睛
画竜点睛を欠く
借りる時の地蔵顔済す時の閻魔顔
借りる八合済す一升
枯れ木も山の賑わい
8ページ目
彼も人なり我も人なり
彼を知り己を知れば百戦殆からず
家老と雪隠は行かねばならぬ
夏炉冬扇
可愛い子には旅をさせよ
可愛いは憎いの裏
可愛さ余って憎さ百倍
川口で船を破る
川越して宿をとれ
川だちは川で果てる
川中には立てど人中には立たれず
川向かいの火事
瓦も磨けば玉となる
皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を切る
蚊をして山を負わしむ
可を見て進み難を知りて退く
干戈を箱に入れ弓を袋に入れる
侃侃諤諤
冠蓋相望む
考える葦
勧学院の雀は蒙求を囀る
雁がたてば鳩もたつ
雁が飛べば石亀も地団太
汗牛充棟
眼光紙背に徹する
函谷関の鶏鳴
換骨奪胎
閑古鳥が鳴く
癇癪持ちの事破り
雁書
9ページ目
寒松千丈の節
関雎の楽しみ
韓信の股くぐり
勘定合って銭足らず
甘井先ず竭く
間然するところなし
肝胆相照らす
邯鄲の歩み
邯鄲の夢
肝胆を砕く
雁捕る罠に鶴
艱難汝を玉にす
雁に長幼の列あり
堪忍五両思案十両
堪忍は一生の宝
堪忍袋の緒が切れる
肝脳地に塗る
間髪を容れず
旱魃に水
汗馬の労
看板に偽りあり
看板に偽りなし
看板を下ろす
完璧
管鮑の交わり
寛容なること海の如し
歓楽極まりて哀情多し
還暦
棺を蓋いて事定まる
管を以て天を窺う
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「
き
」からはじまる ことわざ 全144項目
1ページ目
聞いた事は聞き棄て
聞いて極楽見て地獄
既往は咎めず
棄灰の刑
奇貨居くべし
木から落ちた猿
気が利いて間が抜ける
鬼瞰の禍
危機一髪
忌諱に触れる
騏驥も一躍十歩なる能わず
危急存亡の秋
規矩準縄
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
聞くは法楽
聞けば聞き損
聞けば気の毒見れば目の毒
騎虎の勢い
起死回生
樹静かならんと欲すれども風止まず
疑心暗鬼を生ず
鬼神は邪無し
機事密ならざれば則ち成るを害す
雉も鳴かずば打たれまい
喜寿
驥足を展ぶ
きたなく稼いで清く暮らせ
来る者は拒まず
気違いに刃物
吉凶は人によりて日によらず
2ページ目
狐が下手の射る矢を恐る
狐その尾を濡らす
狐七化け狸は八化け
狐につままれたよう
狐の嫁入り
狐を馬に乗せたよう
狐をもって狸となす
来て見ればさ程でもなし富士の山
木で鼻を括る
木縄に従えば則ち正し
木に竹を接ぐ
機に臨み変に応ず
木に餅がなる
木に縁りて魚を求む
機に因りて法を説け
杵で頭を剃る
杵であたり杓子であたる
昨日の襤褸今日の錦
昨日の友は今日の敵
昨日の花は今日の塵
昨日は今日の昔
木登りは木で果てる
木の股から生まれる
木の実は元へ
気は心
義は泰山より重く命は鴻毛より軽し
驥尾に付す
木仏金仏石仏
希望は悲しい時の最上の音楽
君君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず
3ページ目
君辱めらるれば臣死す
騏も一日に千里なる能わず
胆は大きく心は小さく持て
胆も興も醒める
客と白鷺は立ったが見事
客の朝起き
旧悪を念わず
牛驥同早
九牛が一毛
窮寇に迫ること勿れ
九死に一生を得る
牛首を懸けて馬肉を売る
牛耳を執る
九仞の功を一簣に虧く
窮すれば通ず
窮すれば濫す
窮鼠猫を噛む
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
朽木は雕る可からず
笈を負う
杞憂
今日あって明日ない身
今日考えて明日語れ
行儀作法が人を作る
郷原は徳の賊
喬松の寿
強将の下に弱兵なし
恭者は人を侮らず
狂人走れば不狂人も走る
兄弟は他人の始まり
4ページ目
兄弟は両の手
胸中成竹有り
暁天の星の如し
行徳の俎
今日なし得る事を明日まで延ばすな
京に田舎あり
今日の後に今日無し
京の着倒れ大坂の食い倒れ
堯の子堯ならず
今日の一針明日の十針
京の夢大坂の夢
今日は人の上明日は我が身の上
狂夫の楽しみは智者の哀しみ
喬木は風に折らる
狂瀾を既倒に廻らす
虚栄は嘘の母
曲学阿世
玉石混淆
玉斧を乞う
居は気を移す
魚腹に葬らる
漁父の利
器用貧乏
清水の舞台から飛び降りる
義理と褌は欠かされぬ
錐の嚢中に処るが如し
義理張るよりも頬張れ
桐一葉
器量より気前
麒麟児
5ページ目
麒麟の躓き
驎驎も老いては駑馬に劣る
切る手遅かれ
綺麗な花は山に咲く
着れば着寒し
軌を一にす
驥をして鼠を捕らしむ
義を見てせざるは勇なきなり
金甌無欠
槿花一日の栄
金科玉条
緊褌一番
金剛なれば則ち折る
琴瑟相和す
金城鉄壁
金城湯池
錦上花を添う
金石の交わり
禁断の木の実
金時の火事見舞い
金の鍵はどの戸も開ける
金の茶釜が七つある
勤勉は成功の母
金蘭の契り
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「
く
」からはじまる ことわざ 全127項目
1ページ目
苦あれば楽あり
食い物と念仏は一口ずつ
食い物のあるのに鉄砲汁
空谷の跫音
食うた餅より心持ち
食うだけなら犬でも食う
空中楼閣
苦髪楽爪
釘の裏を返す
釘の曲りは鉄鎚で直せ
釘を打つ
公卿の位倒れ
苦言は薬なり甘言は疾なり
愚公山を移す
臭いものに蠅がたかる
臭いものに蓋
臭いもの身知らず
草俯いて百を知る
臭しと知りて嗅ぐは馬鹿者
腐っても鯛
草の身
楔を以て楔を抜く
腐り縄に馬をつなぐ
草囹圄に満つ
腐れ縁は離れず
草を打って蛇を驚かす
草を結ぶ
櫛の歯が欠けたよう
櫛の歯を引くよう
孔子の倒れ
籤は争をとどむ
孔雀は羽ゆえ人に獲らる
2ページ目
愚者の百行より智者の居眠り
愚者も一得
楠の木分限梅の木分限
薬九層倍
薬の灸は身にあつく毒な酒は甘い
薬人を殺さず薬師人を殺す
薬も過ぎれば毒となる
薬より養生
屑も宝
癖ある馬に能あり
糞船にも船頭
糞も味噌も一緒
管の穴から天を覗く
口あれば京へ上る
口が動けば手が止む
朽ち木は柱にならぬ
口自慢の仕事下手
口で貶して心でほめる
口では大坂の城も建つ
口と財布は緊めるが得
口と虎は身を破る
口と腹
口に風邪をひかす
口に税金はかからない
口に入る物なら按摩の笛でも
口には関所がない
口に密あり腹に剣あり
口は口心は心
口は重宝
口は閉じておけ目は開けておけ
口は禍の門
唇亡びて歯寒し
3ページ目
口も八挺手も八挺
口より出せば世間
口を守る瓶の如くす
衢道を行く者は至らず
国に諫むる臣あればその国必ず安し
国に盗人家に鼠
国乱れて忠臣見る
国破れて山河在り
九年面壁
愚の骨頂
苦は楽の種
首くくりの足を引く
首根っこを押さえる
窪い所に水溜まる
雲にかけ橋
蜘蛛の子を散らすよう
雲は竜に従い虎は風に従う
雲を霞と
供養より施行
食らえどもその味わいを知らず
暗がりから牛
暗りから暗り
暗りに鬼つなぐ
闇がりの犬の糞
水母の風向かい
暗闇から牛を牽き出す
暗闇の鉄砲
苦しい時に親を出せ
苦しい時の神頼み
車は海へ船は山へ
紅は園生に植えても隠れなし
暮れぬ先の提灯
4ページ目
食わず嫌い
食わず貧楽高枕
食わせて置いてさてと言い
食わぬ飯が髭に付く
愚を守る
君子危うきに近寄らず
君子争う所無し
君子と小人と父母にかかわらず
君子に九思あり
君子に三畏有り
君子に三戒有り
君子に三楽有り
君子に二言なし
君子の過ちは日月の食の如し
君子の交わりは淡きこと水の如し
君子は憂えず懼れず
君子は屋漏に愧じず
君子は器ならず
君子は義に喩り小人は利に喩る
君子は九度思いて一度言う
君子は言に訥にして行ないに敏ならんと欲す
君子はこれを己に求め小人はこれを人に求む
君子は独りを慎む
君子は豹変す
君子は交わり絶ゆとも悪声を出さず
葷酒山門に入るを許さず
薫は香を以て自ら焼く
軍は和にあって衆にあらず
群盲象を評す
群羊を駆って猛虎を攻む
群を抜く
▲このページの先頭へ
「
け
」からはじまる ことわざ 全94項目
1ページ目
形影相弔う
敬遠
螢火を以て須弥を焼く
桂冠
傾蓋旧の如し
謦咳に接す
芸が身を助くるほどの不仕合わせ
鶏群の一鶴
経験は馬鹿をも賢くする
鶏口となる牛後となる勿れ
傾国
けい蛄春秋を知らず
荊妻
経師は遇い易く人師は遇い難し
閨秀
芸術は長く人生は短し
傾城に誠なし
蛍雪
兄たり難く弟たり難し
経諾は必ず信寡し
逕庭
兄弟牆に鬩げども外その侮りを禦ぐ
兄弟は手足たり
刑は刑無きを期す
啓発
芸は道によって賢し
芸は身につく
芸は身の仇
芸は身を助ける
桂馬の高上がり
鶏鳴狗盗
鶏肋
2ページ目
怪我の功名
逆旅
逆鱗に触れる
下戸と化物はない
下戸の建てた蔵もない
下戸は上戸の被官
袈裟で尻拭く
下種と鷹とに餌を飼え
下種ない上﨟はならず
下種の後思案
下種の一寸のろまの三寸馬鹿の明けっ放し
下衆のかんぐり
下種の逆恨み
下種の謗り食い
下種は槌で使え
下駄と焼き味噌
下駄も阿弥陀も同じ木のきれ
闕所の門へ馬つなぐ
月下氷人
月旦氷
煙あれば火あり
下面似菩薩内心如夜叉
獣にも屠所の歩み
螻蛄の水渡り
げらげら笑いのどん腹立て
毛を吹いて疵を求む
毛を見て馬を相す
喧嘩すぎて空威張り
喧嘩過ぎての棒千切
喧嘩両成敗
賢が子賢ならず
3ページ目
懸河の弁
牽強付会
献芹
拳拳服膺
健康な時においても病を忘るべからず
健康は富に優る
乾坤一擲
現在の果を以て未来を知る
賢者は中道を取る
賢者は長い耳と短い舌を持つ
賢者ひだるし伊達寒し
献上の鴨
賢人は危きを求めず
賢人は賢人を以て索め盗人は盗人を以て求むべし
健全なる精神は健全なる身体に宿る
健啖
軒輊
犬兎の争い
捲土重来
賢は愚にかえる
犬馬の心
犬馬の養い
犬馬の歯
犬馬の労
堅白同異の弁
倹以て廉を助く可し
倹約とけちは水仙と葱
権輿
剣を売りて牛を買う
賢を見て斉しからんことを思う
乾を旋し坤を転ず
▲このページの先頭へ
「
こ
」からはじまる ことわざ 全177項目
1ページ目
恋に上下の隔て無し
鯉の滝登り
恋の山には孔子の倒れ
恋の闇
恋は曲者
恋は思案の外
恋は盲目
御意見五両堪忍十両
紅一点
光陰矢の如し
行雲流水
後悔は平日の油断
後悔先に立たず
口角泡を飛ばす
高閣に束ぬ
浩瀚
好機逸すべからず
肯綮に当たる
巧言令色鮮し仁
黄口
孝行のしたい時分に親はなし
後昆
巧詐は拙誠に如かず
恒産なき者は恒心なし
嚆矢
行尸走肉
孝子日を愛む
孔子も時に会わず
香餌の下必ず死魚あり
好事魔多し
2ページ目
好事も無きに如かず
好事門を出でず
後塵を拝す
後生畏るべし
孔席暖まらず墨突黔まず
黄泉の客
浩然の気
巧遅は拙速に如かず
荒唐無稽
狡兎死して走狗烹らる
功成り名遂げて身退くは天の道なり
黄白
考は百行の本
光風霽月
好物に祟なし
弘法筆を選ばず
弘法も筆の誤り
槁木死灰
子馬の朝勇み
高慢は出世の行き止まり
功名を竹帛に垂る
蝙蝠も鳥のうち
紺屋の明後日
紺屋の白袴
膏梁の子弟
剛毅木訥は仁に近し
郷に入っては郷に従え
剛戻自ら用う
声なきに聴き形なきに視る
声なくして人を呼ぶ
3ページ目
声の高い者が勝つ
呉越同舟
小男の腕立て
氷に鏤め水に描く
呉下の阿蒙
古稀
故郷に錦を飾る
狐疑
呉牛月に喘ぐ
告朔のき羊
国手
国色
黒白を弁ぜず
極印を押される
極楽願わんより地獄作るな
極楽の入口で念仏を売る
虎穴に入らずんば虎子を得ず
虚仮の一念
虎口
股肱の臣
虎口を逃れて竜穴に入る
ここで会ったが百年目
ここばかり日は照らぬ
心ここに在らざれば視れども見えず
志ある者は事竟に成る
志は神の筋
心に鬼を作る
心に笠着て暮らせ
心の仇は心
心の鬼が身を責める
4ページ目
心は二つ身は一つ
心広く体胖なり
心安きは不和の基
心ゆるめば財布もゆるむ
子三人子宝
虎視眈眈
腰に梓の弓を張る
乞食が馬を貰う
乞食に氏なし
乞食にも門出
乞食にも身祝い
乞食の朝謡
乞食の系図話
乞食も場所
乞食も袋祝い
乞食を三日すれば忘れられぬ
小姑一人は鬼千匹に当たる
孤城落日
古人の糟粕
五車の書
後生は徳の余り
五十にして四十九年の非を知る
五十歩百歩
姑息
子宝脛が細る
凝っては思案に余る
骨肉の親
事ある時は仏の足を戴く
事がな笛吹かん
事が延びれば尾鰭がつく
5ページ目
尽く書を信ずれば即ち書なきに如かず
琴柱に膠する
言葉多き品少なし
言葉に花が咲く
言葉は国の手形
言葉は心の使い
言葉は立ち居を表わす
言葉は身の文
子とふぐりは荷にならぬ
子供川端火の用心
子供好きに子なし
子供の喧嘩に親が出る
子供は風の子
五斗米の為に腰を折る
粉屋の泥棒
子に過ぎたる宝なし
碁に凝ると親の死に目に会えない
碁に負けたら将棋で勝て
小糠三合持ったら婿に行くな
子の心親知らず
子は鎹
琥珀は腐芥を取らず
子は三界の首枷
小判で面を張る
鼓腹撃壌
鼓舞
小袋と小娘は思ったより入りが多い
小袋と小娘は油断がならぬ
小舟に荷が勝つ
小舟の宵ごしらえ
6ページ目
五風十雨
小坊主一人に天狗八人
枯木栄を発す
小股取っても勝つが本
駒の朝走り
独楽の舞い倒れ
ごまめの歯軋り
米の飯より思召
米を数えて炊ぐ
薦の上から育てあげる
子養わんと欲すれども親待たず
子故に迷う親心
子故の闇
子より孫が可愛い
五里霧中
これに懲りよ道才坊
転ばぬ先の杖
衣ばかりで和尚はできぬ
コロンブスの卵
子を知るは父に若くは莫し
子を捨てる藪はあれど身を捨てる藪はない
子を見ること親に如かず
子をもって知る親の恩
子を持てば七十五度泣く
金輪際
言語道断
権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる
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